こんにちは。副院長の松浦直美です。
お子様の歯並びが気になっているけど、これは待っていていいの?
それとも、早く治したほうがいいの?
早くといっても、いつから?
すごく高いのではないかしら?
ご両親の悩みは尽きないものです。
歯並びをいつから治すのか。
技術的には、いまでは何歳になってからでも矯正治療は可能です。
50代、60代になってから挑戦する人も、少なくありません。
それでも、やはり、矯正治療は
小さいうち、若いうちが圧倒的に有利です。
柔らかく、どんどん成長する骨の中で
歯がよく動きますし
噛み合わせを劇的に改善するのも
低年齢であればこそ、可能だからです。
一口に「歯並び」といっても
「ガタガタしている(叢生)」
「下の歯が上の歯より前にでている(反対)」
「出っ歯(前突)」
さまざまな症状があります。
今回は、その中でも、特に「小さいうちからのアプローチ」が功を奏するかみ合わせの症状
「過蓋咬合(かがいこうごう)」を、実際の症例でお話します。
。
過蓋咬合とは?放置するリスクは?
過蓋咬合とは、上の歯が下の歯を深く覆い隠してしまう状態のことです。見た目の問題だけでなく、以下のようなリスクも伴います。
- 顎関節への負担
- 歯の摩耗や破損
- 発音への影響
- 虫歯や歯周病のリスク増加
- 笑うとはぐきがみえる
早期治療で、こんなに綺麗に!症例紹介
今回ご紹介する女の子は、小学校2年生の頃に当院を受診されました。診察の結果、過蓋咬合と診断。早期治療のメリットをご説明し、予防矯正を開始しました。
前からみると、このように下の歯が全く見えません。上の歯の根本のはぐきを、下の歯でつきあげて
噛んでしまっています。
このような方は、「はぐきが痛い」といって来院される方も多いです。
横から見ると、噛み合わせの問題はさらに顕著です。
上の顎が突き出て、下の顎は後方に下がっているのが分かります。
このようなかみ合わせの方は、下顎がないように見える「鳥」のような横顔になってしまうことがあります。
このような噛み合わせになるのには「原因」があることをご存知の方は多くありません。
舌の位置が悪いことによる
「逆嚥下」という飲み込み方の癖です。
シリコン型のマウスピースで、まずはじっくりとお口の「癖直し」を行います。
顎を広げる装置で少し上顎を広げてから、癖直しを行うと
半年ほどで、少しずつ噛み合わせがよくなり、下の歯が見えてきました。
これは、後ろに下がっていた下の顎が前に移動してきた証拠です。
さらに1年後には、だいぶ下顎が前方に成長し、お顔立ちにも大きな変化が現れています。
横から見ても、噛み合わせの変化が分かりますが、まだまだ噛み合わせは「深い」です。
その後は、夜だけのマウスピースの装着で、経過観察していきます。
経過観察開始後2年、現在中学生です。
下の顎がしっかりと成長し、だいぶ良い噛み合わせになっています。
もちろん、横顔も、顎がきちんと前方に成長した綺麗なお顔に成長しています。
治療内容と期間、費用
使用した矯正装置は、取り外し可能なマウスピース型の装置と、上顎を広げる拡大装置です。
定期的な通院と装置の調整を行い、約2年間かけて治療を行い、定期的に経過観察を行っています。
約45万円(経過観察期間は保険診療)
早期の予防矯正で得られるメリット
- 顎の成長を利用した自然な矯正
- 永久歯が生え揃ってからの本格矯正が不要になる可能性
- 治療期間や費用の軽減
- お子さんの精神的な負担の軽減
- なんといってもお顔立ちの大きな変化!
早期相談で、お子さんの未来を笑顔に!
お子さんの歯並びで気になることがあれば、お早めにご相談ください。
早期の予防矯正で、お子さんの未来の笑顔を輝かせましょう。